全体設定の「戻るボタンの表示設定」とは何ですか?
「戻るボタンの表示設定」は、視聴者が前のスライドに戻れるようにするための設定です。
この機能を有効にすると、動画の左下に「一つ戻る/最初に戻る」ボタンが表示され、
視聴者が任意のタイミングで戻ることが可能になります。
機能概要
視聴者への影響
動画の左下に、以下の2つのボタンが設置されます:
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一つ戻る:直前のスライドに戻る
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最初に戻る:シナリオの先頭(最初のスライド)に戻る
💡視聴者側のメリット
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他の選択肢でのルートも見ることができる
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複数パターンの動画を比較視聴することができる
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間違って進んだ場合にすぐ戻れるようできる
視聴履歴への影響について
「戻るボタンの表示設定」を有効にした場合、
視聴者が 同じ動画内で複数のスライドを回遊する 動きが増える可能性があります。
LOOVの視聴履歴データ(CSV)では、
視聴者のアクションが発生するたびに、新たなログ列が右側に追加されていく形式です。
そのため:
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視聴者が「一つ戻る」「最初に戻る」を押して別のスライドへ遷移した場合
→ そのアクションもログとして記録されます -
同じ設問に複数回回答した場合
→ それぞれの選択肢が履歴として残ります(右方向に追記)
これにより、視聴者がどのようなルートで動画内を移動したかが詳細に記録されます。
✅ 「誰がどの順番で動画内を移動したか」まで把握したい場合には有効な設定です。
一方で、シンプルな1回視聴・1回回答の履歴だけを取りたい場合は、戻るボタンはOFFでも問題ありません。
⚠️ ご注意ください
「戻るボタン」を表示すると、
視聴者が動画の途中で戻る・再視聴する動きが増えるため、
視聴完了率やコンバージョン率(CV率)が下がる可能性があります。
CVを目的とするシナリオ(例:資料請求や申込誘導など)の場合は、
この設定をOFFにすることで離脱を防ぐ、という運用もおすすめです。
設定手順
1. 設定画面を開く
対象の動画編集画面を開き、左上の「全体設定」から「戻るボタンの表示設定」を選択します
2. 表示するにチェックを入れる
「表示する」にチェックを入れ、OKをクリックします