【Tips】受注率を向上させるための「ニーズ別デモ動画」を作るコツ
推奨環境:商談数 30件/月 〜
🌟こんな企業様におすすめ!
- 画一的なデモで顧客のニーズとミスマッチが生じている
- デモの時間が長すぎて、重要なポイントが伝わらない
- 顧客の関心事項に応じた的確な価値訴求ができていない
1. 動画構成イメージ(フロー図)

2. 動画構成の解説
従来の商談では、30分から1時間かけてすべてのサービスを説明することが一般的ですが、顧客は自分に関係のない機能の説明で集中力を失い、本当に必要な価値を理解できないまま終わることが多くあります。
ニーズ別デモ動画により、顧客が最も関心のある機能や使用シーンに特化したデモを提供できます。これにより、「これは自分たちのためのソリューションだ」という確信を持ってもらいやすくなり、受注率の向上につながります。
また、事前に選択されたニーズに基づいてデモを構成するため、営業担当者の経験やスキルに依存せず、一定品質のデモを提供できるようになります。
3. この構成の動画を活用した事例
- デモ後の受注率を10%から15%に向上させたH社様
中小企業向けCRMツールのH社様では、2nd商談で機能を説明する45分のデモを実施していましたが、「機能が多すぎて使いこなせなさそう」という理由で失注することが多くありました。
LOOV導入により、顧客のニーズに応じた7分程度のコンパクトなデモを作成。営業活動に課題を持つ企業には「リード管理→商談管理→売上予測」の3機能のみをデモし、それぞれで「月5時間の時間削減」という具体的な効果を訴求しました。
結果として、デモ視聴完了率が60%から90%に向上し、「うちでも使えそう」という感想が増加。受注率が15%まで改善されました。

- 失注理由「使いこなせるか不安」を70%削減したI社様
会計ソフトのI社様では、展示会やウェビナーで獲得したリードに対して営業デモを実施していましたが、「高機能すぎて難しそう」という失注理由が全体の30%を占めていました。
ニーズ別デモ動画で、特に「初めてクラウドツールを使う」企業向けに、基本的な3つの機能のみに絞った「かんたんスタートデモ」を作成。画面の大きなボタンや分かりやすいメニューを強調し、「Excelが使える方なら誰でも使えます」というメッセージを伝えました。
この施策により、「使いこなせるか不安」という失注理由が30%から9%に激減し、特に小規模事業者からの受注が月8件から15件に増加しました。

4. 作成時のポイント
- デモは5-7分に収め、最も重要な3-4機能に絞る
- 実際の業務フローに沿った流れで、ストーリー性を持たせる
- 「現在の作業:10分」→「導入後:2分」など、時間短縮を可視化
- 専門用語は避け、顧客の業界用語に合わせた表現を使用
- エラー時の対処やサポートへの連絡方法も含めて安心感を提供
- デモの最後に「無料トライアル」や「導入支援」の案内を含める